
今日はハンバーグにまつわる、ちょっと懐かしい想い出のお話です。
ハンバーグって基本は、焼いてソースをかけるものだと思うのですが、シチューのうよなソースで煮込んだスタイルもありますよね。
子供の頃はその違いを意識したことがなかったのですが、学生時代に( ゚д゚)ハッ!と気付いたエピソードがあります。
学生時代、友人が急に自宅に遊びに来ることになって、実家に電話をしたら母が「何時ごろ帰ってくるの? ご飯うちで食べるんだよね」と聞いてくれました。
そのとき、自分は「時間わかんないけど、ご飯は家で食べる」と答えたんです。
それから何をしたのかは覚えてないけど、たぶん友人との共通の趣味だった雑貨屋さん巡りとか、本屋さん巡りとかそんな感じだったんだと思います。
それから家に帰ったら、夕飯に用意されていたのが煮込みハンバーグでした。
友人はおいしい、おいしいと食べてくれて、自分も美味しく食べて…と、当時はそれだけの話でした。
それが自分が料理をするようになって、ある日ふと気づいた母の工夫があるんです。
それが何だったかわかりますか?
(答えは記事の最後で☺)
さて、作りま~す。

煮込んだ時に溶け込みやすいように細かく切ります。



牛すじ肉です🐮


火を点けてわいてきたら弱火に落として、コトコトと煮つつ、ハンバーグの準備に入ります。



今回は“煮込み”なので、焼く時点では中まで火を通さなくてOK。
両面にしっかり焼き色がついたら、すじ肉を煮込んでいる鍋に入れます。


タイミングはハンバーグがぷくっと膨らんで中まで火が通ればOK。
火通りの具合が心配なときは、竹串を刺して少し待ってから抜いて、竹串を唇にそっと当ててみます(やけどに注意して、そっと当ててみてください)
竹串が熱くなっていたら火は通っています。
あとはソースをお好みの濃さに煮詰めたら出来上がり✨

今回のトッピングの緑は素焼きした甘とうがらしです🌶
料理をするようになって気付いた母の工夫は、準備の時間でした。
いつ帰ってくるかわからない子供とその友達のご飯。
焼くハンバーグだと、帰ってきてから焼いている間、その調理時間が必要になります。
でも煮込みハンバーグなら、鍋を火にかけて温めたら盛り付けて、すぐに食卓に出せるんですよね。
遊び疲れておなかをすかせた子供が、仲のいい友人をつれてくるのだから、好きなものを食べさせてあげたい。
でもきっとおなかをすかせた子供たちは、ご飯ができるのを待つ余裕はない。
(子供の頃のおなかペコペコって、大人になってからとは違う、本当にすごいペコペコだったなぁと思います😋)
そんなことも考えて用意してくれた一皿だったと思ってます。
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