
今年は124年ぶりに2月2日が節分になったそうです。
いつもなら今日食べるはずの太巻きずしもそんなわけで、昨日作っていただきました🍣
ここ数年の間に「恵方巻」という名前ですっかり全国に定着した感がありますが、もともとは関西の慣習らしいです。
たしかにうちの実家では子供の頃から、節分の日は太巻きずしをまるごとかじっていました。
ただ名前はそのまんま巻きずしと呼ぶか、「丸かぶり寿司」と呼んでいましたけれど☺
さて、そんな節分のお寿司ですが、七福神にあやかって7つの具を入れるのが本来なんだそうです。
というわけでちょっと手間だなぁと思いつつ、7つの具を入れて作ってみました。
縁起ものですしね✨
🍣かんぴょうと干しシイタケ
まずは甘辛い味付けに煮含めたかんぴょうと干し椎茸です。


干しシイタケは今回は丸ごとではなく、スライスを使いました。


まず2つ具材ができました。
🍣ツナ缶のそぼろ
彩りを考えれば桜でんぶがきれいですが、今回は手作りするのでツナ缶を使います。


焦げ付かないようによく混ぜながら加熱するのがポイント。


甘い味付けですが、美味しいんですよね😋
ちなみにこのままご飯に載せたり、関西風の押しずしにするのもおすすめです。
🍣玉子焼き
卵は彩りにも欠かせない具材です。


太巻きの場合、伊達巻で作ることもあるくらいなので、けっこう甘めに仕上げました。
🍣きゅうりとカイワレ


卵は冷めてから棒状に切っておきました。
🍣三つ葉のおひたし
三つ葉って子供の頃は香りが強くて苦手でしたけど、大人になるといい香りだなぁと思うようになりました。


これで7品目。
もう一度おさらいしておくと、
- かんぴょう
- 干しシイタケ
- ツナのそぼろ
- 玉子焼き
- きゅうり
- カイワレ
- 三つ葉
の7つです😋
🍣具が揃ったら巻く準備🌀

揃うとなかなか壮観です👀


(※火傷しないように注意してください)
🍣いよいよ巻いていきます🌀
……が、実は我が家には「巻き簀」がないのです😢
で、いつも使うのがこの組み合わせ。
ラップフィルムと縁の立ち上がったバットです。

ご飯は手前の方から広げて、手元の側を少し盛り上げて土手のようにしておきます。



握るようにして途中途中で押し込むような感じで巻いていきます。


これでご飯は大きめのお茶碗に一杯分くらいです。
具だくさんなので意外にご飯の量は控えられますね🍣
本来ならこのままかぶりつかなくてはならないのですが、2本作ったので1本は切ってみます。


さて、節分といえば巻きずしともうひとつ定番メニューの縁起物がありますね。
🐟いわしも焼きました
いわしです。
調べてみたところ、節分にいわしが登場するのは、平安時代ごろということなので、本当に伝統のある文化ですね。


けっこう手間も多くて作る前は、大変だなあ~と思いつつ…なのですが、いざ作ってみるとこういう季節の行事をきちんとこなした満足感はかけがえないものという気がします。
子供の頃、両親が暦の上のいろんな行事をきちんとしてくれていましたが、今になって思えばその体験があるから、自分でもこうしてお寿司を巻いたりするんでしょうね。
いろんな伝統行事やしきたり、風習はそういう懐かしい記憶が代々継承されていく原動力や動機なのかもしれません。受け継いだ文化、大切にしたいなぁとあらためて思いました。
(お寿司オイシカッタデス😋)