きつねうどんと三味線

子供の頃、今と違って土曜日は学校がありました。
でも平日とは違ってお昼までで、給食はなくて、家に帰ってお昼ご飯を食べていました。

そんな土曜のお昼ご飯を思い出すと、いつも最初に記憶に浮かぶのが、きつねうどんです。

もちろんお蕎麦の日もあれば、オムライスやチャーハン、丼なんかの日もありましたが、今思えば共通点はご飯+おかずじゃなくて、一皿で満足できるメニューが多かったですね。

この話はけっこう共感してくれる人が多くて、おそらくふだんいない子供のおなかを満たせて、母親の準備の負担が少なくて、というとそうなるのかもしれませんね。
(という自分も休日のランチは麺類にすることが多いです。それはもしかしたら、この想い出に起因しているのかもしれません)

麺類の中でもきつねうどんが印象深いのは、関西だから文化的に蕎麦よりもまずうどん、というのがあったのと、我が家でうどんといえば…まずきつねが定番だったからだと思います。

そして何よりも子供の好物だったから、母がよく作ってくれていたんだと思います。
甘辛い味付けが大好きなので、今でも「お揚げさんの炊いたん」大好きです。

実家は花街の中にありました。
隣の建物は芸子さんたちが三味線を練習する建物で「けんば」と呼んでいました。
(今調べてみると正式には「けんばん(見番)」というようです。ただ大人たちも「けんば」と呼んでいたので、呼びやすく訛っていったんでしょうね)

土曜のお昼になるとけんばからは三味線の音が聞こえてきました。
だからいつも三味線の音をバックに食べていたんです。

きつねうどんを見ると、今でも耳の奥に三味線の音がよみがえってくるのです。

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