
実は子供の頃、ラーメンがあまり好きではありませんでした。
インスタントラーメンを夜食に食べるのは好きだったのですが、夕飯がラーメンというのがどうもテンション上がらなかったんですね。
今思うに、パスタや和風の麺類でも、細い麺が好きなので、当時一般的だったもちもちした太めのかんすいのきいたあの面があまり好みじゃなかったんじゃないかと思います。
でもそんな子供時代に、インスタント以外でも唯一わくわくしたのが、深夜の出前でした。
実家は商売をしていて、比較的夜の遅い家だったのですが、子供たちは8時には寝室に行くのがルールになっていました。
それが土曜の夜だけは特別で、11時ごろ眠い目をこすりながら、家族でドラマなんかを見ていました。
そうするうちに、父親がいうんですよね。
「ラーメン取ろうか」
数か月に一度のことでしたが、ふだんなら寝ている時間に、ラーメンと餃子が届く非日常感は子供にはたまらない魅力でした。
そんなとき自分がいつも選んだのは、近くのラーメン屋のメニューにあったカレーラーメンでした。
子供の頃、実はカレーも好きじゃなかったんですよね…。
でも出前の時に選ぶのは「カレーラーメン」。
なんだか不思議ですよね。
これも深夜の出前が生む、非日常感のたまものでしょうか?
というわけで、ラーメンを好きになった今でも、たまに味を変えたいとき、カレーラーメンを作ることがあります。




溶かすときに、お湯にプラスした
炒めて伸ばしたカレー粉を。

醤油や味噌はカレー粉の入る隙間がないですよね。

味付け玉子は常備菜です。

カレーラーメン。
自分には懐かしいメニューです🍜
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