皮目をパリッと焼いたサバにバターのソースを添えて、シンプルフレンチに仕立てます。
風味のアクセントはピンクペパー。
コショウボクという木の実を乾燥させたもので、ブラックペッパーの刺激に、フレグランスのような華やかな香りをプラスしたようなフレーバーですが、胡椒とはまったく別の種の植物なんだそうです。
■材料(1人前) ・サバの切り身……1切れ ・塩……ひとつまみ ・胡椒……ひとつまみ 【ソース】 ・にんにく……1片 ・玉ねぎ……1/4個 ・白ワイン……1/2カップ ・コンソメ……1カップ ・バター……1片 ・胡椒……ひとつまみ ・GABANピンクペパー……10粒程度
サバの切り身をアルミホイルに載せて、塩胡椒します。
オーブントースターに入れて、10分ほど。
皮がパリッとして、身に火が通るまで焼きます。
ソースを作ります。
にんにく、玉ねぎのみじん切りを白ワインとともに鍋に入れ、水分がほぼなくなるまで煮詰めます。
煮詰まったらコンソメを入れ、今度は水分を1/3程度まで煮詰めます。
網で漉します。
(漉さずににんにくと玉ねぎをソースの具にしても美味しいです。その場合はより細かくみじん切りにしておくと、ソースとよくからみます)
漉したソースを再び火にかけて、沸騰したら火を止めます。
バターを入れて溶かしたら、胡椒で味を調えます。
ピンクペパーは包丁の腹でつぶしておきます。
焼きあがったサバを皿に盛りつけたら、ソースを添えてピンクペパーを散らしたらできあがりです。
親しみあるサバの塩焼きが、一気にワインに合わせたいフレンチのひと皿に。
ピンクペパーは、なかなか自宅に常備することは少ないかもしれませんが、彩りもきれいで、使ってみるといい感じです。
ピンクペパー、ぜひ使ってみてください。